What's LCM?

Local Creators' Marketとは?

Local Creators' Market

地域の特色や地域がもつ魅力(Local)、長年伝え継がれてきた工芸品や地域産品を生み出す技法と技能(Creators)、それらを力強く継承していく人と産地(Market)の3つをコンセプトに、産地をブランド構築し、海外展開に向けて活動を支援するプロジェクトです。

対象は事業者と自治体で構成される産地チームで、募集、審査を経て全国から産地が選定されます。伝統の中で培われてきた卓越した技術と、人々を魅了するプロダクツを生み出す創造性と可能性を持つ産地の人々と共に、海外マーケット事情に通じたプロデューサーや海外有識者が、ワールドワイドなブランドの確立や効果的な情報発信システムの構築、インバウンドの獲得などに向けて活動しています。

SANCHI

2018年度の採択産地

  • 福島県奥会津

    福島県奥会津

    三島編み組細工

    人口1600人強、11月~3月の長い期間、雪に閉ざされる特定豪雪地帯の三島町では、雪が溶けると田畑を耕し、山に入って木を伐り炭を焼き、春には山菜、秋にはキノコ、熊撃ちや兎追いという、山村からの恵みの中での暮らしが営まれてきた。山に鎖された町では、現金収入の場、商業施設や交通手段も限られていたため、暮らしに必要となる道具も、あるものを工夫して自らの手で創りだす必要があった。その中で、先人の創意工夫の結果として生まれた編み組細工(主に山ぶどう、マタタビ、ヒロロ細工)は、使えば使うほどに色合いを変え、輝きを増す素朴で野性味溢れた作品である。
    http://www.okuaizu-amikumi.jp/

  • 群馬県

    群馬県

    シルク産業

    養蚕や生糸に関する古い歴史を持ち、繊維製品の産地としても有名である群馬県。現在も養蚕農家が日本の繭の大半を生産し、県内で唯一の製糸工場で繭を生糸にする。原料から加工・製造まで地域で完結する産業が今もなお続いている。また、世界遺産である富岡製糸場に代表されるシルクに関する観光資源も豊富に有する。群馬県産生糸の特徴は、製糸時にホルマリン等の防腐剤を使用しないことである。シルクプロテインであるセリシンを残したまま仕上げることで、シルクの効能をより強く感じることができる。
    http://miyamazensyoku.wixsite.com/textile
    http://www.usuiseishi.co.jp/

  • 愛知県瀬戸市

    愛知県瀬戸市

    瀬戸焼

    名古屋にほど近く、周囲を小高い山々に囲まれた自然豊かで、気候も温暖な街である瀬戸市は、良質で豊富な陶土が市内で採取でき、また、粘土や釉薬などの原料から生産道具の製造に至るまでほぼ全てをメイドイン瀬戸で賄うことができる全国的にも珍しい陶産地である。日用の食器類から美術工芸品に至るまでの幅広い製品を生産し、大小の様々な事業者が分業制で陶磁器をつくる一方で、伝統的工芸品である赤津焼や瀬戸染付焼の職人や、ファインセラミックスといった最先端の工業製品を支える技術をもつメーカーもおり、いつしか「せともの」という言葉がやきものの代名詞として知られるまでになった。
    https://www.gairome.com/

  • 和歌山県海南市

    和歌山県海南市

    紀州漆器

    4大漆器産地のひとつである海南市は、高野山・熊野古道などの自然と人々が 共生してきた地域である。漆の乾燥に適した温度と湿度であったこの土地の気候が、400年以上にも渡り、紀州漆器と伝統工芸士・伝統的工芸品を育んできた。紀州漆器の代表的な伝統技法である根来塗は、幾重も繰り返された漆の塗布と表面の朱漆を磨き、下地となる黒漆が浮かびあがった世界に2つとない模様である。近年では、地域の天然素材にこだわった製品開発にも取り組み、「みかん盃」や「瓢箪盃」等を誕生させている。
    http://chuokai-wakayama.or.jp/sikki-k/

  • 岡山県倉敷市

    岡山県倉敷市

    帆布

    倉敷市周辺は400年前まで瀬戸内海の島々に囲まれた海だった。近世以降の干拓で海が陸地に姿を変え、塩分に強い綿花を栽培したことから繊維産業が興り、多彩な製品群を生み出す日本一の繊維産地へと発展した。全国生産70%を誇る国内最大の帆布産地であるだけでなく、ジーンズの一大産地としても有名で、全国的にも稀有な地域である。昔ながらのシャトル織機を使い、高密度に織られた帆布は使うほどに馴染んでいく素材である。他産地の帆布に比べて、糸の密度が詰まっていることや帆布自体の品質の良さが認知されている。
    http://takeyari-tex.co.jp/index.html
    http://www.hanpu-ya.com/index.html
    https://www.kurashikihampu.co.jp/

  • 島根県浜田市

    島根県浜田市

    石州和紙

    きれいな水がないと良い紙が漉けない。きれいで豊富な水・原料の楮が育つ土があり、近くには自然豊かな川が流れ、すぐ目の前には日本海が広がり、振り返れば山もある浜田市。江戸時代から続く石見神楽が盛んな伝統が息づく地域でもある。石州和紙は1300年もの間、途切れることなく漉き続けられ、そして守られている。昔ながらの製造方法で取り組み、薄くて強靭でありながら独特の光沢を持つ石州和紙は、1969年に国の重要無形文化財に指定され、2009年にユネスコ無形文化遺産に登録された。
    http://sekishu.jp/kubota/
    https://www.kaminokunikara.jp/
    http://www.nishida-washi.com/

OUR MISSION

プロジェクトが目指すもの

1ヵ年計画の活動の中で、産地の海外販路開拓にかかる課題を抽出し、新たな切り口で地域産品等の産地ブランド化に向けた取り組みを、主に産地PRの観点から支援。単にものづくりのコラボレーションや展示会への出展、または一方的なビジネスマッチングではなく、産地が主体となり、継続的に海外販路開拓を進めていける体制や、販路開拓に必要なノウハウを伝授することで組織の活性化を促すことに寄与します。

PROJECT SCHEME

プロジェクト構想

産地ブランディング化に向けた
当プロジェクトの取り組み内容

  • プロジェクトチームの編成

    採択される産地に合わせた専用プロジェクトチームを編成し、地域産品などの特色を踏まえたPR施策等をご提案。

  • 事業計画のサポート

    チームが一同に会する場を定期的に設け、産地の事業計画に向けた検討をフルサポート。

  • ストーリーブックと動画による販促活動

    プロジェクトの取り組みや、海外販路開拓に向けた地域産品等の魅力を纏めたストーリーブックや動画を製作。

  • 継続的且つ効果的な情報発信と拡散

    国内外への情報発信を実施。また継続的に実施することでより効果的な情報拡散を行う。

  • 国内外とのビジネスマッチングを創出

    バイヤーやデザイナー、キュレーター、ギャラリーオーナー等のビジネスコネクトを創出する海外有識者へマッチング。

  • コミュニケーターnew

    海外との円滑なコミュニケーションを目的に、ターゲット市場に合った高度な言語力を有する人材を発掘し、起用する。

プロジェクト構想のイメージ

Producer

プロデューサー

  • 三宅 暁氏

    三宅 暁氏

    株式会社編輯舎 代表
    本事業総合プロデューサー

    日本の文化を日本人の手で世界に向けて発信する英文雑誌『Kateigaho International Edition』の編集長として、日本各地に息づく食文化や工芸、旅、アート、 建築など、日本の幅広い魅力を世界40か国以上に紹介。省庁、自治体、企業などの海外への発信にも貢献してきた。
    2015年に独立し、(株)絹輯舎を設立。 書籍や雑誌の編集・デザインを行う。慶応義塾大学法学部法律学科卒。

  • 瀧上 妙子氏

    瀧上 妙子氏

    Comculture LLC 代表
    World Best 50 Restaurant 評議員

    1981年の渡米以来、積み重ねた経験から日米両国ビジネス習慣への見識深く米国の食産業界に幅広いネットワークを有する。
    主に食関連企業をクライアントに持ち、農林水産省、外務省、東京都、石川県など日本政府や地方自治体とのプロジェクトの経験値も高い。商品の海外における市場開発、グローバル化、ローカル化の必要性やブランド構築に関するコンサルティングを行う。日本の食文化や技術、食材のプロモーションなどを目的としたイベントの開催も手がけるなど、その独創的な発想と着眼点には定評がある。

  • 高田 敦史氏

    高田 敦史氏

    A.T. Marketing Solution 代表

    元トヨタ自動車、レクサスブランドマネジメント部長。
    1985年にトヨタ自動車入社後、宣伝部、商品企画部、海外駐在(タイ、シンガポール)、トヨタマーケティングジャパンMarketing Directorを経て、2012年からグローバルレクサスのブランディングおよび広告宣伝、広報活動を主導。2016年7月、A.T. Marketing Solutionを設立。ブランディング、コミュニケーションについてのコンサルティング業務を行う。
    一橋大学商学部卒、中央大学大学院経営戦略研究科修了

Selection  process

選定プロセス

日本に拠点を置く自治体や組合、事業者を対象に支援を希望する産地から応募を募り、日本の技術力や日本人の感性を掛け合わせた魅力ある製品であることを前提に、海外販路開拓に主体的に取り組む意欲や姿勢を評価し、産地を選定いたします。

選定プロセスのイメージ

Archive

2017年度の採択産地

2017年度に採択された5つの産地紹介と、実際に制作されたストーリーブックと動画による販促物を紹介

 Official Channel

  • 東京都墨田区 – 染色技術

    東京都繊維染色協同組合に所属する有志が集まり、『some-zome(そめぞめ)』というブランドを立ち上げ、染工場の独自技術を駆使した商品を開発。国内一般向けに展示販売をしているが、一点一点を手で染め上げる多種多様な技術は海外においても需要が高いと考え採択した。

  • 石川県加賀市 – 山中漆器

    加賀の緑豊かな温泉地の自然を材料に、約400年前に生まれた山中漆器。ろくろ職人による生地挽きの技術と蒔絵の繊細精緻といった特徴は海外におけるニーズを獲得し得ると考えた。また、海外販路だけではなく、北陸地方の温泉地という立地からインバウンドへの需要喚起も見込める可能性に評価を得て採択した。

  • 岐阜県関市 – 刃物

    鎌倉時代から続く刀・刃物の名産地である岐阜県関市は、市内に研ぎ師・刃付師など刀作りの分業制から発展した、様々な刃物関連業者がひしめく職人の街であり、分業制によって培われた高精度な包丁は産地の代名詞ともいえる産品である。昨今、日本の包丁へのニーズが益々高まっている欧米圏においては、売り方ひとつで販路開拓の道が開かれると考えた。

  • 兵庫県神戸市 – 真珠

    明治中頃から真珠輸出がはじまり、加工流通の中心として栄える神戸。地方の養殖場から確かな品質の魅力的な真円真珠が集まる。香港への輸出実績に加えて、欧米豪市場への進出に向けて発足した神戸真珠輸出促進協議会が加工流通事業者だけではなく、ギャラリーやメディア、銀行など異業種と連携し体制を構築した点を評価した。

  • 広島県福山市 – デニム

    デニム生地の国内産地である福山市はジーンズなど最終製品に至るまでのBtoBの工程(紡績、染色、機織、整理加工、縫製、洗いなど)でデニムに関連する事業者が多数集積している地域である。世界のラグジュアリーブランドも注目する加工技術や優れた品質は岡山に次ぐブランドになり得ると考え採択した。

お問い合わせ窓口

  • Local Creators' Market 運営事務局

  • info@local-creators-market.com

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